悩みはジャンケンで解決

悩みにしょーもないもへったくれもない。


そう思う。


ある人にとってはつまらん悩みやとしても、ある人にとっては命を削るほどの悩みやったりする。人の悩みを「しょーもない」と一蹴することは簡単やし、また、自分の悩みに押し潰されてしまうことも容易い。


悩みってジャンケンに似ていると思う。


「チョキ」の出し方しか知らん人が、「グー」という悩みに出会ってしまった場合、どの角度から挑戦しても勝ち目はない。持ち合わせた「チョキ」という考え方に固執し、挑み続けると刃はボロボロになる。


そんな時、「パー」の出し方を知る人と出会い、それを受け入れることが出来れば、いとも簡単に「グー」に対処できる。「今まで心をえぐり続けたのはなんやったんや?」とアホらしくさえ思える。


「パー」の出し方を教えてくれたのは、誰もが羨む経営者だ。バリバリ仕事をこなし、広い部屋に住み、ブランド品を身にまとう。悩みなんて無さそうに見える。でも、周囲には見せへんだけで、「チョキ」という悩みに、心の隅っこをギザギザにされている。そして、そんな成功者に必要な「グー」の出し方を熟知しているのが、犬だけが友達の冴えへんジャージのおっさんやったりする。


ジャンケンには3種類しかないけど、悩みは人の数だけある。その対処法も同じ数だけあって、それはどこに転がってるか分からない。色んな成功者の話を聞き、本を読み漁り、カウンセラーにも相談したけど解決せんかった悩み。その解決方法は、案外近くのおっさんとか子どもが持ってたりする。


オールマイティな解決法なんてない。でも、悩みに対しては後出しOKやから、必ず対処できる。絶対勝ってやろう、と形すらないものに挑み続けてボロボロになる前に、ちょっと休戦して後出ししてみる。打ちのめそうとするのではなく、「パー」で包み込み、「チョキ」で細分化し、「グー」で近づけない。色んな対処方法が、色んな所にある。裏の公園にあるかも知れない。そう思えるだけで、フッと心が軽くなる。


男気ジャンケンの時だけ勝ってしまう。そんな悩みの対処法は一体どこにあるのだろうか。。